いきなりですが、「人生」って考えたことはありますか?
僕は30歳を過ぎてから、時間のありがたさを実感し始めました。
学生の頃は遊びたいときに遊んで寝たいときには寝て、という生活で時間そのものを気にしたことがありませんでした。
社会人になってからは、新入社員で入った会社がブラック企業。
労働時間が違法とも言えるくらい働いていたのですが、
「人生ってなんなんだろう」
と考え始めたのです。
ただ、その頃は漠然と自分の自由な時間がほしいと思っていただけなのかもしれません。
年齢とともに時間の大切さがわかってくる
今では転職をして、仕事とプライベートを充実させるワークライフバランスが手に入り、幸いにも結婚し、2人の子どもに恵まれています。
「子供たちは将来どんな子になるんだろう」
と考え始めると同時に自分はその時、老後生活を向かえて「子供たちの成長を見守れているのかなぁ」なんて考えてしまいます。
過去、現在、未来の3つしかない中で、現在は今この瞬間しかありません。
今が当たり前となっていますが、もしご家族がいて子どもがいるなら、めいいっぱい愛情を注いでほしいです。
子どもと接する機会は中学生くらいまでで高校生、大学生になると徐々に接する機会も減っていきます。
今何をしてあげられるかを考える
仕事人生の中で「転勤」「出張」「残業」と家族と一緒に過ごす時間を妨げる要因がありますが、なるべく子どもと接していれば、やがて良い思い出となります。
一緒に過ごす時間を大切にしなければ自分の記憶だけではなく、子供たちの記憶にも残りません。
記憶は過去のデータの蓄積であって、後から記憶を塗り替えることはできないですし、未来の自分をつくるのも現在、今この瞬間です。
「もっと子供と一緒に遊んであげれば良かった」
「子供にかわいそうな想いをさせてしまった」
と後悔をしても過去は振り返ってこないですよね。
もし、子供に何をしてあげたら喜ぶのかがわからなかったら、周りの同じ境遇にいる人や、本人に聞いてみるだけでも全然違います。
僕はまだ30代ですので、年配方から見たらまだ浅いと思われるかもしれませんが、時間はみんな平等で有限。
自分に今できることは何なのか、やらなければいけないことは何なのか考えて日々を過ごしたいです。
家庭がギクシャクしていたり、うまく生活がいっていない人は一度振り返る機会をつくり、子供のために何ができるかを考えていただけたら良い方向にいくはずです。