「ワンオペ育児」最近よく耳にする言葉ですよね。
あまり良い言葉ではないように思いますが、ワンオペ育児の意味は、
配偶者の単身赴任など、何らかの理由で1人で仕事、家事、育児の全てをこなさなければならない状態を指す言葉である。
「ワンオペ」とは「ワンオペレーション」の略参照元:コトバンク
1人で育児をすることで負担が偏ってしまうことが問題です。
特に平日に多いですね。
よくありがちなのが、旦那が仕事で忙しい、単身赴任で奥さんの方が1人で抱えてしまうことが多いです。
- 旦那の帰りが遅い
- 旦那が単身赴任
- 旦那が出張多い
旦那が悪くなくても自然とそういう環境になっているケースもありますね。
今回はワンオペ育児が辛いと感じる原因と対策。
悩んでいるあなたへ少しでも解消できるきっかけをお伝えできればと思います。
ワンオペ育児が辛いと感じる原因
旦那が育児に積極的ではない
ワンオペ育児を線引きする定義はありませんが、妻が旦那に対して育児に参加していないと感じていれば、ワンオペ育児かと僕は思います。
僕自身、育児に参加していたつもりが妻から見たらオムツ替え、お風呂を一緒に入るだけでは参加しているとは言えないようです。
特に平日なんかはその傾向が強くなってしまいがち。
単身赴任など、物理的に手伝えない環境を除いて夫婦で助け合いの精神が必要ですね。
子供が余計なことばかりする
話が通じない子供が言うこときかないのは重々承知の上ですが、ストレスが蓄積されていくんですよね。
悪気がないのはわかっていても、思うようにいかないと駄々こねたり、おせっかいに手伝おうとしてきたり。
幼い子供の相手をしていると、何かしてくれようとしてることが逆に仕事が増えることってありませんか?
何もしないでくれー!と言い聞かせても宇宙人かのように全く効果なしで無念さが・・・
共感してくれる人いたら嬉しいです。
睡眠不足・体調不良の時
体調が悪くても自分自身が面倒を見ないといけないと思うと精神的にも辛いです。
余計に悪化する危険性も秘めているので要注意。
外出や移動が大変
小学生くらいになってくれれば自分1人で準備できるし、歩いてくれるんですけど、未就学児だと準備から移動まで一苦労です。
子供を外で遊ばせなきゃと思っていてもめんどくささの方が勝ってしまうのではないでしょうか?
自分の時間がない
仕事は忙しくても時間で区切られているので、終わればひとまず気が休まります。
育児は、いつ子供がグズるかわからない、いわゆるエンドレスです。
そもそも仕事と育児は大変さが違うので比較できるものではありませんが・・・
特に3歳くらいまでのお子さんは、オムツ替え、言葉が通じない、など苦労することが多いですよね。
それに加えて家事も1人で!
全て1人で負担するのは精神的にも体力的にもきますよね。
直接相談出来る相手がいない
実家が遠い、引越して周りに友達がいない場合、どうしても孤立になりがち。
我が家は直近10年間で8回ほど引越しています。
妻は引越し当時、相談できる相手がほとんどいなかったので、大変な思いをさせてしまいました。
今は近所付き合いが多少なりともあるので助かっていますが、旦那の気遣いは大事だと感じています。
ワンオペ育児の辛さを解消する対策
一時保育でリフレッシュ
保育園や託児所で預けて一時的でも気持ちを落ち着かせることも視野に入れてみてはいかがでしょうか?
事前面接、事前予約のところが多いですが、中には当日予約なしで受け付けてくれるところもあります。
我が家の地区では1時間800円、4時間3200円が相場です。
育児に疲れた時のリフレッシュ用途だけではなく、子供を預ける必要がある時に使うこともできますので、登録だけでもしておくと良いですよ。
児童館に足を運んでみる
孤独感を解消する手段として、同じ境遇の人たちと会うと仲間ができることも。
幼い子供を連れて行くのは大変なのはわかります。
自分の支度から子供の支度で時間がかかるのに、さらに連れて行かなきゃいけない苦労がめんどくささに変わるんですよね。
でも一歩足を踏み込めば、
身近で友人ができれば心強い味方になり得ます。
話しかけるなんて私にはできない!
と思っていても子供同士が接してくれれば自然と話が始まるもんですよ。
我が家は家族で児童館に行くことがありますが、やんちゃな息子たちが他の子供たちにちょっかいを出してしまうんです。
それが意外と親同士の気遣いで話すきっかけに。
今まで児童館であった人たちはお互いの気持ちもわかっているので、優しい人たちばかりでした。
ベビーシッターを雇ってみる
お金がかかるのと、子供を預けるのが不安と思うかもしれませんが、人の手を借りるというのは有効な手段。
育児だけではなく、家事・料理、英会話レッスンをしてくれるところもあるんです。
最近ではベビーシッターのマッチングサービスが増えてきています。
アプリで登録から利用まで行えるものもありますので、代表的なアプリをご紹介します。
入会無料で月会費、年会費もかかりません。
利用料は1時間1000円~。
※設定金額は募集内容で変わるのと、サポーターの交通費は別途かかります
子育ての電話相談を利用してみる
外出や人付き合いがめんどくさいと思うなら、まずは電話で相談してみるのも手です。
悩みを相談するだけでも気が楽に、ストレス解消にもつながるかもしれませんよ。
育児の電話相談ができる先をいくつかご紹介します。
名称 | エンゼル110番 |
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相談対応分野 | 妊娠中から就学前の子供の育児相談 |
TEL | 0800-5555-110(フリーダイヤル) |
受付時間 | 月〜土10:00〜14:00(日曜祝日・年末年始を除く) |
ホームページ | エンゼル110番のHPへ |
名称 | 子育てホットライン「ママさん110番」 |
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相談対応分野 | 子育て全般 |
TEL | 03-3222-2120(通話無料) |
受付時間 | 火〜金10:00〜12:00、13:00〜16:00 |
ホームページ | 子育てホットライン「ママさん110番」のHPへ |
パートナーとしっかり話し合う機会を設ける
まだまだ旦那は仕事、奥さんは家事・育児という古い文化の役割分担みたいなものがありますよね。
そのプレッシャーで押しつぶされて育児放棄したら元も子もありません。
一度真剣に話し合う機会を設けるべきです。
- 自分の時間がどれくらい取れているか
- ストレスの度合い
- 本当に辛いこと
を感情的に伝えてみるくらいした方が良いです。
このまま放っておけば、虐待や子供と一緒に・・・なんてことに発展しなくもないです。
パートナーにも悩みがあるかもしれませんので、一緒に情報共有する機会を設けてみてはいかがでしょうか?
話してみないと伝わらないことだってありますので。
完璧を求めずサボることも大事
育児放棄というわけではなくて、息抜きは大事ということ。
別に少しサボったって命を取られるわけではありませんよね?
たまには部屋が散らかっぱなし、食事は冷凍食品で手抜き。
それくらいのことだったら大したことではないはず。
もし旦那や義理親がとやかく言ってくるようなら、ワンオペ育児が辛いことを真剣に相談するべき。
口だけで辛いと言うより、説得力増しますから。
「病は気から」
という言葉があるように、気持ちが落ち込んでいると病気になりやすくなるのは本当のようですよ。
辛い!辛い!と考えてばかりいると本当に辛くなります。
逆に楽しいことを考えたり、リフレッシュしたりすることで気が楽になることも。
気楽にいきましょう!
パパは心遣いが大事!ママは話し合いの場を設けて!
僕自身、参加しているようママ視点でしていなかった育児。
1日でもママに手を借りず、子供の面倒を見てもらうことを強くおすすめします。
仕事にはない大変さが身にしみてわかるから。
僕自身、1日子供2人を見る機会があり、子供の食事、着替え、オムツ替え、お風呂、寝かしつけをしましたが、想像以上に疲れました。
よくオムツ替え、お風呂一緒に入ってるよ!という旦那さんは気が向いた時にしかやってないのではないでしょうか?
きっと奥様に言わせたら、それは育児をしているとは言えないと言うと思います。
ママは真剣にパパに悩んでいること、辛いことを相談してみてください。
何を言ってもきかない、見向きをしようともしないなら一緒にいる意味ないですね。
まとめ
ワンオペ育児は1人で抱え込むことが辛い原因であると僕は思います。
身近なパートナー、親への相談はもちろん、身近なコミュニティ、
たまにでも1人の時間を作ることに専念した方が「辛い」から抜け出すことが出来るかもしれませんよ。
育児、一緒の世代としてお互い頑張りましょう。