冬の代表的なスポーツであるスキーとスノーボードですが、あなたはどちらが好きですか?
あるいは始めたいと思いますか?
どちらも経験したことがある僕としては、お互い違う楽しみ方があって良いのですが、今回はスキーとスノボーの特徴について考えてみましたので、ご興味あればご覧ください。
スキーの特徴
2本のスキー板とバランスを保ったり、平坦な道で前に進むためのストックを使います。(知らない人の方が少ないと思いますが念のため)
スキーのメリット
コケにくい
片足づつ独立した板なのでバランスを崩しても体制を立て直しやすいです。
地面がボコボコしていたり、アイスバーンと言われる表面が凍っている場合でバランスを崩しそうになっても、スノボーより踏ん張りがききやすいです。
スピード感
実際に同技術の人が滑ったらスキーの方が速いと思います。
あくまで持論ですが、接地面積が少ないので摩擦抵抗も少なく、「直滑降」と言われる真っ直ぐに滑ってスピードをつけるときも、正面を向いているスキーの方が有利です。
それに対してスノボーはバランスを保つために、常に真っ直ぐというわけにはいきませんからね。
スキーのデメリット
板が交差する
板が独立しているため、足が内股になって板が交差すると制御しづらくなります。
慣れている人はそんなことにはならないと思いますが、テンパると冷静な判断ができなくなりますからね。
ある程度慣れている人は「パラレルターン」という両足の板が平行になっている滑り方をします。
一方で、初心者は「ボーゲン」というハの字で最初練習するので交差しやすいのはしょうがないです。
スノボーの特徴
進行方向に対して顔以外は最大90度横に向き、1枚の板で両足乗ります。
スノボーのメリット
持ち運びが楽
スキーには板とストックを2本ずつ計4本運ばなければいけませんが、スノボー板は1本だけです。
車やバスからごわごわしたウェアを着て、手袋やゴーグル、ニット帽などの荷物と一緒に持ち歩くとかさばるので、極力荷物をまとめられるのは楽です。
デザインがかっこいい
主観が入ってしまいますが、スノボー板の方がデザインがカッコいいものが多く感じられます。
若者にスノボーが人気なのは1つの理由かもしれません。
スノボーのデメリット
滑らないとき面倒
リフトに乗るときは片足を板から外し、滑るときに取り付けなければいけないので面倒です。
その点はスキーはそのままリフトに乗り、そのまま滑ることができます。
これから初めるならどっちが入りやすい?
難易度は人によって違い、スキーをやったことある人はスキー、スノボーをやったことある人はスノボーが簡単と答える人が多いですが、僕個人の感想としてはスキーでした。
理由はストックを持っている安心感と、板が独立しているのでバランスを取りやすいところがあります。
どちらから始めようか迷っている人はスキーが初心者に向いていると思います。
楽しめればどっちでもいい
結局は自分自身が楽しめるのが1番です。
一緒に行く人に合わせるのでも良いですし、自分がやりたいと思える方を選んでもらえればと思います。
ゲレンデで良い音楽が流れて真っ白な景色を見ながら、一緒にいて楽しい人と滑るのは楽しいので、やったことがない人はまず、格好から揃えてみてはいかがでしょうか。