スマホのバッテリーの減りが早いと思っていませんか?
昔から言われている
「継ぎ足し充電は良くない」
という話がありますが、今のスマホでは逆効果なんだそうです。
そう、お察しの方はもうお気づきかもしれませんが、
「無くなる寸前に充電するより、こまめに充電する方が持ちが良い」
という新事実!
これは、2019年1月16日に放送された「ホンマでっか!?TV(フジテレビ)」の内容。
ひと昔前までは、ニッケル水素電池、ニカド電池が主流でしたが、それはニッケル水素電池とニカド電池の話です。
今の主流は、リチウムイオン電池。
リチウムイオン電池は特性上、無くなってから充電するより、継ぎ足し充電の方が劣化が少ないのです。
目安としては、バッテリーが半分を切ったあたりから充電をはじめ、95〜100%程度まで充電するのが長持ちさせるコツ。
確かに思い当たる節はあります。
iPhoneユーザーなら分かると思いますが、20%以下になると警告が出ますよね。
ついでに言うと10%以下になると2回目の警告。
これはアップル社の配慮で通知が出るようになっており、バッテリーの負担をかけないようにする警告でもあったわけですね。
100%の状態で充電し続けるのも良くない
バッテリーを100%満タンの状態で充電し続けるのも劣化の原因です。
よくやってしまいがちなのは、夜寝る前に充電して朝まで充電。
僕もよくやってしまいがちですが、なるべく100%になったら(なる前でも可)すぐケーブルから外すようにしています。
スマホを充電しながらスマホを使用するのも当然良くないです。
これは今までの常識と変わらずのようです。
充電中でもスマホを使用したい気持ちもわかりますが、極力スマホにも負荷をかけないように心がけてください。
スマホを0%→100%に充電しても、電気代は0.2円とのこと。
実際に違いを比べたら本当だった
僕と妻はiPhoneを使っているのですが、昨年アップル社のiPhoneのバッテリー交換が格安でできるということで交換しました。
10月に妻が新品に交換。そして、僕が翌月の11月に交換。
その間にスマホを使用する時間は、1日平均、妻が約8時間、僕が約5時間。
充電の仕方は、妻はこまめに充電しており、僕は基本20%以下になったときで、しかもギリギリまで。
1月現在の最大容量は妻が99%なのに対して、僕は98%。
簡単に表でまとめると、
新品交換時期(使用期間) | 1日使用時間 | 充電のタイミング | 現在の最大容量 | |
妻 | 2018年10月(3ヶ月) | 8時間 | 50%を切ったら | 99% |
僕 | 2018年11月(2ヶ月) | 5時間 | 20%を切ったら | 98% |
明らかに僕の方が新しく、充電回数が少ないにも関わらず、バッテリーが劣化していることがわかります。
長持ちさせる秘訣は早めの充電だが過充電にも注意
ひと昔前の知識だと、継ぎ足し充電は良くないという固定概念をお持ちの方は多いと思います。
実際に僕もそうでした。
リチウムイオン電池が主流になっている現在では、無くなる寸前から充電する方が劣化が早いということを覚えておいていただければと思います。
バッテリーが長持ちすることで、買い替えの頻度が減るのでエコで節約につながりますね。