東京近郊で家探しを考えている人必見!「東京4エリアの特徴」を元不動産社員が解説

東京近郊で家探しをする時に、城東エリアや城南エリア、城西エリア、城北エリアと聞いたことはありませんか?

城東(じょうとう)・城南(じょうなん)・城西(じょうさい)・城北(じょうほく)とは、江戸城である現在の皇居を中心として、それぞれの方角にある地域を指します。

東京23区存在する中で、皇居のある千代田区(中心)以外の22区を4つに分類するのが一般的。

エリアにより住みやすさが影響するため、エリア選びは重要です。

それでは4つのエリアの特徴を見ていきます。

城東エリアの特徴

城東地区は、

中央区、台東区、墨田区、江東区、葛飾区、江戸川区の6区で、千葉方面に位置しており、下町と言われているエリアです。

代表的な場所は浅草や東京スカイツリーといったところでしょうか。

江戸時代は中心エリアであったものの、城南、城西地区におされているように感じます。

ですが、今は2020年の東京オリンピックの関係で豊洲など著しい発展をしていますので期待できそうです。

千葉、茨城方面から都心寄りに引越しをされる方が多いエリア。

城西エリアの特徴

城西地区は、

新宿区、世田谷区、渋谷区、中野区、杉並区、練馬区の6区で、新宿や渋谷が明治以降に急速に開発が進み、とても便利になりました。

まだまだ駅前の再開発も進み、今後も発展していくと思います。

エリアとしては2番目に人気で交通のアクセスも便利です。

山梨や長野方面の方が都心寄りに引越しをされる時に多いエリア。

城南エリアの特徴

城南地区は、

港区、品川区、目黒区、大田区の4区で、神奈川方面に位置しており、一番人気のエリア、高級住宅街が多く、住みやすい街として有名です。

その分一番地価も高いですが品が良く、住宅地に適した住環境が整っている場所が多いのが特徴です。

大都市圏である横浜にも東京都心にも近い利便性に優れているエリア。

城北エリアの特徴

城北地区は、

文京区、豊島区、北区、荒川区、板橋区、足立区の6区で、埼玉方面に位置しています。

各区の実際の形を考慮すると、正確にはその方角にないエリアもあります。

主に埼玉方面や群馬方面の方が都心よりに引っ越すときに多いエリア。

最近では城東エリアと同じく、注目されているエリアです。

最後に

住宅購入をするときは、まず大きなエリアから見ていき徐々に絞りながら探していくという手法が一般的です。

後々後悔しないおすすめエリアは、割と実家から近いエリアを選ぶと何かあった時にかけつけることもできますし、子育てで大変になったときでも来てもらいやすくなります。

例えば千葉方面が実家の人は城東エリア、神奈川、静岡方面であれば城南エリア、埼玉、群馬方面であれば城北エリアと東京都を越えて選ぶ人は少ない傾向です。

一つの参考にしていただければ幸いです。

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