つくばエクスプレス(TX)沿線が子育てしやすい街だと思う7つの理由!

つくばエクスプレス沿線は「子育てがしやすい」と聞いたことありませんか?

最近、住宅雑誌で特集として載るようになったほど知名度を上げています。

2005年(平成17年)8月24日に開通し、沿線上にマンション建設、商業施設が次々と立ち並ぶエリア。

子育て世代に人気で有名な駅は、流山おおたかの森、柏の葉キャンパス、守谷、つくばあたりではないでしょうか。

 

なぜ、最近つくばエクスプレス沿線が注目されているのか?

人気の理由を子育て世代で、つくばエクスプレス沿線に開業当時から馴染みの深い僕がお伝えします。

つくばエクスプレスの区間は?

出典:つくばエクスプレスHP

東京都、埼玉県、千葉県、茨城県の1都3県を走っている路線。

始発駅の「つくば」から終点駅の「秋葉原」まで最速45分で最高時速130kmにもなります。

元々、終点駅は秋葉原ではなく、東京駅だったそうです。

大深度であるため、秋葉原⇔東京駅間に1000億円かかる計画で見送りになりました。

今は東京駅延伸への計画乗車人数を達成しており、有力候補とされています。

尚、つくばエクスプレスは、TSUKUBA EXPRESSの1文字づつ取って、略称:TXと呼ばれています。

TXの魅力(主にママ)

①ホームドアが設置されていて安全

最近では安全性を考慮して落下防止のホームドアが増えてきましたが、またまだ少ないです。

歩き始めの子供から小学生くらいまでは目が離せませんよね。

いきなり走ってホームから転落なんてことも考えられます。

ホームドアがあるだけで、子育て世代にとっては安心感が半端ないです!

子供だけではなく、酔っ払いのおじさんも気をつけないといけませんがw

②踏切がない

基本都内は地下鉄、地方は高架上を走るため、踏切が沿線上は1つもありません。

乗車している方も人身事故が起きにくく、遅延する可能性も低くなります。

また、踏切がないことで渋滞軽減にもつながります。

③各駅にエレベーター完備

ベビーカーで移動する場合、段差での不便さを感じますよね。

路線によってはエレベーターがない駅が意外と多いです。

地方の利用客が少ない駅はともかく、都内でもエレベーターがない駅が普通にあります。

仮にあったとしても、遠回りして探すのに時間がかかったり、結局は階段を上る羽目になったり。

エレベーターはベビーカーで移動するママ、パパにとっては嬉しい設備です。

④子育てサービスが充実の流山市

TX沿線の中でも著しく人口増加が目立つエリア。

「母になるなら、流山市。」のキャッチフレーズで子育て世代を呼び込んでいます。

点在する保育所へ主要駅から送迎サービスを設けているのも人気の1つ。

さらに保育定員も拡充するなど、共働き世帯には嬉しいことばかり。

TXの魅力(主にパパ)

⑤都心へのアクセスが良い

つくばから秋葉原まで最速45分とあるようにとにかく速いです。

秋葉原まで来たら、

  1. JR山手線
  2. JR京浜東北線
  3. JR総武線・中央線(各駅停車)
  4. 東京メトロ日比谷線
  5. 都営新宿線(岩本町駅)
秋葉原駅⇔岩本町駅は、10分近く乗り換え(外を歩く時間は約5分)に時間を要しますが、乗換案内では乗り換えルートとしてみなしています

別料金がかからず、快速が同料金で利用できます。

実際に僕の職場でもTXを使って茨城県から東京まで通っている人も普通にいるほど。

ネックと言えば、秋葉原より先の東京駅や品川駅の主要駅が乗り換えをしないといけないこと。

それもTXの秋葉原駅は深度が深いので、地下から地上のJRに乗り換えるのにも5分〜10分程度かかります。

ただ、東京の中心を走っているJR山手線とつながっているので、それだけで大きなメリット。

⑥便利で都内アクセスが良いわりに物件価格が安い

TX沿線は生活や交通アクセスが便利にも関わらず、割安な価格帯で家が買えます。

各駅を中心に開発が進んでおりますが、他路線、例えば方向が似ているJR常磐線と比較しても割安です。

下記は「SUUMOホームページ」を参照に坪単価を表した表です。

秋葉原767.7 万円/坪
新御徒町355.9 万円/坪
浅草294.1 万円/坪
南千住195.8 万円/坪
北千住171.7 万円/坪
青井133.9 万円/坪
六町102.8 万円/坪
八潮62.8 万円/坪
三郷中央52.7 万円/坪
南流山57.7 万円/坪
流山セントラルパーク48 万円/坪
流山おおたかの森66.6 万円/坪
柏の葉キャンパス49.7 万円/坪
柏たなか42.4 万円/坪
守谷39.3 万円/坪
みらい平24.1 万円/坪
みどりの20.7 万円/坪
万博記念公園22 万円/坪
研究学園29.1 万円/坪
つくば37.6 万円/坪

SUUMOホームページ参照(TX沿線)

例えば、秋葉原まで20分圏内に該当するTX沿線は三郷中央駅52.7万円/坪

JR総武線の市川駅では111.4 万円/坪、JR京浜東北線の赤羽駅では133.3万円です。

同じ所要時間での比較ですよ。

30坪の土地を購入した場合、三郷中央駅1,581万円に対して、市川駅3,342万円、赤羽駅3,999万円で価格差がはっきり。

秋葉原まで45分前後でアクセス可能なJR総武線の稲毛駅では80万円/坪。TXつくば駅では37.6万円/坪で倍以上も。

 

TX沿線は土地もまだまだ余っています。

なにかとお金のかかる子育て世代にとってはママだけではなく、パパにも優しい路線です。

⑦遅延、運転見合わせが少ない

急いでいる時に遅延や運転見合わせだったら最悪ですよね。

なぜ、遅延トラブルが少ないか。

僕独自の考えですが、理由は2つ。

相互乗り入れがない

他の路線との直通運転が現時点でありません。

京急本線⇔都営浅草線⇔京成線⇔北総線

のように他路線とつながっていると、どこかの駅で遅延トラブルが発生した時に、全線に影響が出ます。

その点、つくばエクスプレスは他路線による影響を受けにくいと言えます。

現時点でないと言ったのは、秋葉原から東京駅延伸に伴い、他路線との相互乗り入れの計画はあるということです。

人身事故が発生しにくい

ホームドアによる転落防止、踏切がないため、安全です。

踏切事故はテレビでもよく放送されているほど危険なので、その点、子育て世代にとって飛び出しの危険性がなくなります。

これからつくばエクスプレス沿線で住みたいと思っている方へ

まだまだ開発途中のエリアで、今後はより便利になると予想されます。

実際に駅周辺を歩いてみると分かりますが、空いている土地がたくさんあります。

目立たないようで実は便利なサービス・取り組み

無線LANが使える

TX沿線の駅、車内ならどこでも無線LANが使用可能。

日本発のサービスで、通信パケットを気にせず使えます。

乗り心地が良い

TXは長さ25mの基本の鉄道レールを溶接し、最長18.3kmのロングレールを採用しています。

新幹線でも1.5kmが基本のレール長さなので、TXは超長いレールですね。

200m(0.2km)以上のレールをロングレールと呼びます

レールが長いと、走行時に伴う振動や騒音を低減できます。

イメージで言うと、電車が走っているときの、

「ガタンゴトン、ガタンゴトン・・・」

の揺れと騒音が軽減されるということです。

実際にTXに乗っていても、つなぎ目の音がするほど聞こえない気がします(僕の感想です)。

まとめ

子育て世代がTX沿線に住む魅力について書かせていただきました。

まだまだ沿線上で開発が進んでおり、街もますます便利になっていくことが予想されます。

まずは、東京駅延伸が現実的、計画段階ではありますが、東京メトロ有楽町線の豊洲駅からTX八潮駅へ延伸する話題もあります。

子育て世代向けのサービスが充実している中で、今後住みやすい街づくりに期待したいですね。

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