家探しをしていると、どんな間取りに住むか妄想が膨らみワクワクしますよね。
実際にモデルルームに行くと、30代前後の子育て世代では、3LDKか4LDKで迷う人も多いのではないでしょうか?
3人家族ならまだしも、4人家族(子供2人)になると、
そもそも広さ、収納スペースが足りない?
と考えますよね。
状況に応じてどちらにすべきか、見ていきたいと思います。
3LDKの特徴
流通量が多い(市場に出回りやすい)
ファミリータイプの主流
選択肢が多い
3LDKをおすすめする人
来客が少ない
今後は住み替えも視野に入れている
4LDKの特徴
部屋数が多いので、プライベートな空間
希少性
来客が来ても余裕がある
収納部屋・趣味の部屋がほしい
4LDKをおすすめする人
趣味部屋がほしい
将来、親を呼ぶ予定がある
子供3人目を考えている
80㎡以上になると4LDKの選択肢が出る物件が増えます。
マンションは3LDKより4LDKの方が圧倒的に少ないです。
僕が営業担当をしていた頃は、ファミリータイプのマンションで、8割以上3LDKで、2割以下が4LDKというイメージです。
需要が少ないというのもありますが、単純に価格が上がって、手が届きづらくなるのも要因の1つです。
それと、4LDKなら少し郊外に出ると、一戸建てが買えてしまうケースもありますので。
身の丈に合うものを選ぶのが一番
予算が許すなら、4LDKにしたい人の方が多いはず。
でも、無理をして見栄を張って買っても、住宅ローンを何十年も払い続けるのが苦しいと後々後悔します。
場所や広さによっても変わりますが、価格差は300万円~1000万円差が出ることがあります。
管理費、修繕費も部屋の広さによって変わるので、広いほど高くなります。
仮に1000万円変わってきたら、一戸建てを買える値段になることもあります。
可変ができる部屋も視野に
間仕切りで3LDK⇒4LDK、4LDK⇒3LDKと部屋数を変えることもできます。
部屋の広さは変わりませんが、状況に応じて柔軟な使い方ができる部屋もあります。
例えば、子供が小学生高学年くらいになると、
「自分の部屋がほしい!」
と言ってくるようになります。
その時に1部屋を2部屋に分割する間仕切りで対応できる場合があります。
その逆で、元々4LDKの部屋で仕切りを取っ払い、広い3LDKにすることもできる場合があります。
居住用として購入しているわけですから、足りなすぎても困りますし、無駄なスペースがありすぎても有効活用したいと思いますよね。
10年先、20年先のことも考えることが大事
家族構成がどのように変化していくのか予定でも考えるべきだと思います。
「そんな先のことなんてわからない!」
と思うかもしれませんが、何十年も住む予定ならざっくりでも考えてください。
- 子供が大学に行ったら実家暮らしの可能性は?
- 子供が成人したら実家を出ていく可能性は?
- 親御さんと一緒に住む予定は?
- 子供が2人以上の場合、性別は?
何千万円の高い買い物なので、真剣に考えて楽しいマイホーム生活を手に入れていただけたら幸いです。
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