家庭で使用するガスの種類は、主に都市ガスとプロパンガスに分かれています。
プロパンガスについては以前から自由化されておりましたが、2017年4月にガス自由化が始まり、都市ガスも対象となりました。
とは言っても、都市ガスとプロパンガスの違いはなんなのか、知らない人は多いのではないでしょうか?
今回は、「都市ガス」と「プロパンガス」を比較、特徴を書いていきたいと思います。
都市ガスのメリット
省スペース
プロパンガスにはガスボンベがあり、1台1台が大きく幅を取ります。
小さいボンベは2kgからありますが、重いボンベだと50kgになることも。
それに比べて、都市ガスは地中にガス管を持ってくるため、マイコンメーターというメーター分のスペースしかとりません。
置く位置が1m程度の狭い通路に置くことが多いので、小さい方がありがたいですね。
お得なセット割が選べる
ガス自由化が2017年4月に始まり、電気とガス、ガソリンとガスなど組み合わせにより、お得なセットプランが選べるようになりました。
そうは言っても、多数のガス会社を比較するのは面倒ですし、手続きも面倒くさいですよね。
まだまだ普及されていませんが、今後は今まで以上に組み合わせで、お得なプランが出るのではないかと思います。
都市ガスのデメリット
使用器具が統一されていない
ガスの種類によってガス器具を換えなければいけないので面倒ですし、お金もかかります。
引越しのときは間違ったガス器具を使用すると、事故の原因になるので注意が必要です。
全地域で対応していない
地方や小さいな村ではガスの配管が通っていないので、都市ガスを利用することはできません。
場所によってはプロパンガスの一択となるところもあります。
プロパンガスのメリット
災害時の復旧が早い
プロパンガスの方が配管が短く簡単に修理できるって知ってましたか?
数百、数千単位で地中のガス管の安全確認が必要な都市ガスに比べて、個別点検で対応できるという理由があります。
初期費用が安い
都市ガスでは地下にガス導管を通じて供給する工事が必要ないため、初期費用が安くなります。
引っ越したばかりのときは負担が少なくなりますね。
プロパンガスのデメリット
利用料金が都市ガスより高い(通常)
都市ガスは電気、水道と同じで公共料金で値上げには政府や地方公共団体の許可が必要になります。
それに比べて、プロパンガスは自由に設定可能となっております。
必ずとは限りませんが、傾向として割高になる可能性が高いのです。
取り替え作業が必要
家の外にガスボンベを設置しておりますが、無くなる前に取り替え作業が必要になります。
ポンプのガスがなくなることはそうそうないですが、適宜交換しないといけません。
まとめ
維持費を抑えたい場合は初期費用がかかったとしても、長い目で見て都市ガスの方が安くなる傾向にあります。
ただし、都市ガスは災害時に復旧作業がかかるデメリットは把握しておかなければいけません。
賃貸にお住まいで固定費を抑えたいという人は都市ガスをおすすめします。
もし、プロパンガスでご検討されている方は、下記で高いと言われているガス代が激安になるかもしれませんよ。
家探しの参考にしていただけたら幸いです。
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