スマートフォンの普及により、一昔前に比べて携帯電話の操作性が格段にアップしました。
最近の若い世代は、パソコンのキーボードよりも、スマホのフリック入力の方が速いという人もいます。
そこで、今回はパソコンとスマホの文字入力はどっちが速いのか、最適なのか見ていきたいと思います。
パソコン
入力方式:タッチタイピング(キーボード入力)
メリット
画面が大きい
大画面で見ることができるので、小さい画面より目の疲れが軽減できます。
スマホは大きくても6インチくらいまでですが、パソコンは小さくても11インチ以上が一般的です。
最近のスマホは大画面化してきていますが、持ち運びのことを考えると大きさに限界がありますよね。
昔の携帯電話のように無駄にでかくて重いだけではなくなりましたが・・・
全体を把握しやすい
長い文章を書くときは全体を見渡しながら入力できるのでスクロールする手間が省けます。
自宅で仕事をするときや、ブログを書くときは全体を見ながら作業すると、業務効率が良いのは間違いありません。
ExcelやWord、Powerpointを使用するときは余計にパソコンでないといけませんよね。
編集がしやすい
文字の色や太さ、リンク貼り付け、コピペなどはパソコンの方が速いです。
速さだけではなく、自由度が高いのはパソコンの特徴ですね。
デメリット
起動に時間がかかる
スマホは基本電源を入れっぱなし状態ですが、パソコンはずっと電源を入れるておく人は少ないので、起動時、シャットダウン時に時間がかかります。
ちょっとした手間ではありますが、それが原因でパソコンを使用するのが面倒くさいと感じる人も多いのではないでしょうか?
場所が限られる
A4サイズ以上のパソコンを持ち運ぶのも荷物になりますが、インターネットを使う場合は無線LANが必要で、WiFi環境があるところで作業しなければいけません。
その他あったらいいなと思うものはマウス、作業する机(PCを置く)があると作業効率が上がりますが、中々環境が揃っている場所って限られますよね。
スマホ
入力方式:フリック入力
メリット
覚えれば簡単
パソコンではキーボードの配置を覚えるのに慣れが必要、ガラケーの場合は連打で文字入力ですが、スマホは法則性があり、ワンタッチで入力できてしまいます。
「お」を入力するときは「あ」を5回入力していたのが、「あ」を下にスワイプするだけで「お」がワンタッチで入力できます。
法則性があるのでパソコンのように、配置から覚えるのも手間も少ないです。
どこでも片手で操作可能
電車の中や移動中、ベットで横になりながらでも片手があいていれば文字入力ができてしまいます。
歩きスマホはダメだとわかっていても、ついやってしまいますよね。
たまに相手側もわかっていてぶつかってくる人もいますが、歩きスマホをしている方が悪いのでほどほどに。
デメリット
スクロールが大変
画面が小さいのでスクロールの回数が増えます。
長い文章を書く場合は文章構成を確認しながら入力するには大変です。
汚れていると反応しない
手が汚れていたり、濡れていたりすると思うように反応しません。
水滴が付いていると手を触れていないところが誤入力されて手間と感じることありませんか?
画面が小さい
キーボード入力がスマホでもできますが、小さい画面だと誤入力が多発しやすいので、器用な人でないと向いていません。
僕はスマホのキーボード入力を何度かチャレンジしましたが、慣れないので英語を入力するときしか使いません。
最後に
文字入力においては慣れ、不慣れにより個人差がありますが、スマホの1本指に対し、パソコンの方が両手(慣れている人は親指以外の8本)で入力するので、一般的には速いと言えるでしょう。
単純に文字入力だけなら大差ないかもしれませんが、スマホは使えるキーの数が圧倒的に少ないです。
Ctrl + C(コピー)、Ctrl + V(貼り付け)の基本動作が長押しや余分にタップの必要があるので、その点パソコンの方が有利。
スマホは場所を選ばず、気軽に入力でき、パソコンは編集の自由度が高く、大画面、両手が使えるので長時間利用する場合に適しています。
ただ、仕事においてはスマホで仕事をすることは少なく、パソコンスキルは必須とも言えます。
これから就職される方、転職や部署移動でPCを使うことになる場合は、早めにタイピングスキル、Excel等の基本ソフトは慣れておいた方が良いです。