注文住宅は高くて買えない理由で諦めてない?建売住宅より安いことも!

注文住宅が高いから建売住宅で妥協するって人いたら待ってください。

注文住宅か建売住宅で迷っていて一つ一つ選ぶのが面倒くさい、短納期で引っ越す必要があるという人は建売住宅で良いですが・・・

単純にお金がかかりそう!うちでは無理かも!という印象の理由だけなら検討し直すことをおすすめします。

一般的には注文住宅の方が高くなりますが、場合によっては注文住宅の方が安くなることもあるんですよ。

元住宅営業マンであり、注文住宅、建売住宅(分譲住宅)を比較してきた僕の観点での意見になります。

あくまで、これからマイホームを検討される方への参考としてみてください。

建売が悪い、注文住宅が良いというわけではありません

まずは建売住宅がなぜ安いと言われているのか見ていきます。

建売住宅は安い材料で建てている(場合が多い)

一括仕入れで間取りもパターン化してコストを抑えているのは事実ですが、あくまで安い材料(品質が高くない)で安く見せているだけ。

全ての建売業者とは言いませんが、多くの業者(特にローコストハウスメーカー)が当てはまります

利益率は大手ハウスメーカーで25~30%、中小ハウスメーカーで20~25%と言われております。

つまり、何が言いたいかというと、利益率を確保した中で販売価格が安いということは仕入れ価格も安くなっていること。

安い材料を使って建てても、建売住宅は素人には分かりませんからね。

グレードの低い安い材料とは、

  1. 断熱材の性能が乏しい
  2. 壁が薄い
  3. 建築基準法に満たさない工事(あったら大問題)

などがあげられます。

家の快適性に関わることですが、目に見えない部分がコストカットされているかもしれませんね。

一方で、大手ハウスメーカーや中小でも品質を高くしているプランもありますが、注文住宅並みに高くなるケースもあります。

建売住宅より注文住宅の方が安いケースはいくらでもある

オーダー制なので手間や人件費がかかると思いがちですが、そうとは言い切れません。

タマホームやオープンハウスなど注文住宅でも徹底的にコストカットしているハウスメーカーもあります。

一方で大手はブランド力で利益率が高かったり、広告費にお金をかけているハウスメーカーでは価格に上乗せしていたりします。

はじめから注文住宅は高いから建売住宅にしようって考えは早いと思います。

建売住宅が安いと言われる理由

内容が重複するところもありますが、大きく分けて下記3つ。

  1. 一括仕入れで材料費が安くなる
  2. 機材が安価なものを選んでいる
  3. 人件費がかからない(工程や仕様がある程度決まっている)
  4. 土地と建物の一括販売で諸経費削減

建売住宅はハウスメーカーが主導で建てるのに対し、注文住宅は消費者である私たち

ハウスメーカー主導になることで利益を見えないところで取ろうとします。

その内の1つである質が悪い機材を選んでもわからないのは怖いところですね。

最近はあまり耳にしないですが、建売住宅は完成している物件を販売しているので、手抜き工事しても分からないのも実情。

注文住宅でも安く済ませる方法はある

規格住宅という選択肢

まず、注文住宅が高くなる理由としては、あれこれ注文するからです。

個人個人に合わせたオーダーを忠実に設計するので手間がかかって人件費、材料費がかかりがち。

なら、一から設計せずにハウスメーカーがある程度のパッケージになっている商品を選べば安く済ませられます。

それが、規格住宅やセミオーダー住宅と言われるやつです。

種類はメーカーによって呼び名が違いますが、大きく分けて3つ。

注文住宅の種類自由度の高さ工期の目安
規格住宅間取りはある程度決まっており、内装は選べる約3~4ヶ月
セミオーダー住宅間取りは自由、設備品は決められた中から約4~5ヶ月
フルオーダー住宅完全に一から設計士と打ち合わせ約4~8ヶ月

多くの方は「注文住宅=フルオーダー住宅」と思われているかもしれませんが、上記のような規格住宅やセミオーダー住宅も立派な注文住宅です。

コストを抑えたいけど注文住宅でこだわりたいというニーズに合っていますね。

優先順位をつけて必要ない設備にはお金をかけない

こだわりたい部分にはお金をかけ、優先順位が低い部分にはお金をかけないという意識も大事。

注文住宅はトータル費用がはじめから決まっていないので、予算より高くなりがちです。

「ミストサウナ使ってみたいかも」、「2階も電動シャッターにした方が良いのかな?」とあれもこれもつけてしまうとあっという間に予算オーバーします。

家族と話し合い、リストなどで、

  1. 必須設備
  2. あったら良いなと思う設備

に分けてみるのも手。

我が家はこの方法で目に見える形にして、予算との兼ね合いで決めました。

ローコストハウスメーカーを選ぶ

代表的なローコストハウスメーカーは下記。

  • タマホーム
  • アイフルホーム
  • アキュラホーム
  • アエラホーム
  • アイダ設計
  • レオハウス
  • ユニバーサルホーム
  • 県民共済住宅(埼玉県のみ)

建売住宅は嫌だけど、注文住宅がほしいという場合は上記ハウスメーカーだと建売住宅並みに買えることもありますよ。

なぜ安いのかは、グレードの低い材料を使っていることもあれば、無駄なコストを削減している良い理由もありますので、確認してみることをおすすめします。

まとめ

建売住宅は安い、注文住宅は高いというイメージが一般的ですが、必ずしもそうではないことを分かっていただけましたか?

建売住宅には安いなりの理由があり、注文住宅でも安く建てる方法はあります。

注文住宅を諦めていたという方は一度考え直してみてはいかがでしょうか。

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家づくり成功は情報収集がカギ、早い段階で様々な情報を仕入れることが大事。

情報が少ないままハウスメーカーや工務店に行くと、

相手のペースで話が進んでしまう

結果的に予算がオーバー

家づくりで後悔

情報は武器になります。

例えば、相場観を知ることで競合ハウスメーカーと比較して値引きに有利な立場になることも。

このハウスメーカーはここが良い、あのハウスメーカーはあれが良いなど比較材料にもなります。

知ってるか知らないかで雲泥の差がでてくることもありますよ。

 

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