和室と洋室の違いは?メリット・デメリットを専門家が考えてみた!

部屋を大きく分けると和室と洋室に分かれます。

和室は畳(たたみ)、洋室はフローリングの認識で間違いありません。

最近は洋室だけの家が増えてきましたが、ライフスタイルの変化なのでしょう。

和室は日本の情緒でもあり、来客用として使われることが多いのですが・・・

それでもまだ和室が支持されているのは理由があるからです。

今回は和室と洋室のメリット、デメリットについてお伝えしたいと思います。

和室のメリット

落ち着く環境

障子を開ければ、そよ風を感じ、心地よい光がやさしく包んでくれるような雰囲気を感じませんか?

床下が畳で柔らかいので寝転がるのもよし、勉強や読書するのも落ち着いた空間でするとはかどります。

来客時に和室に招くのも、日本人のおもてなしのイメージがありますね。

和室と言うと正座をイメージしますが、僕は正座5分も続きません・・・

年配者に人気

最近マンションを中心に、和室がある間取りが少なくなってきましたが、1部屋でも和室があると年配者ほど喜ぶ傾向にあります。

僕の親も家を買うときは、「和室があった方がいい」と強く勧められていたのでそうしました。

定年過ぎの親御世代にはきっと喜びますよ。

寝室や一休みにも向いている

そのまま寝転がっても床が柔らかいので寝れます。

押入れに布団を置いておけばサッと敷いて寝室にも適しています。

フローリングに比べて、足音などの騒音が響かない特性を持っているので、夜中でもゆっくり眠ることができます。

床が柔らかい

小さいお子さんや年配の方でも、つまづいて転んだとしても床が柔らかいのでケガをしにくいです。

赤ちゃんをハイハイの練習させるのも良いかもしれません。

転んでも衝撃を受けにくいですからね。

和室のデメリット

お手入れが大変

障子の張り替え、畳やふすまの変色などにより、洋室よりお手入れの頻度が高くなります。

子供がいると障子は特に張り替えの頻度が高くなり、1年おきに替えていた記憶があります。

僕は小さい頃、障子を指で「ぷすぷす」穴を開けるのが楽しかったですw

そのうち親も気にしなくなり、来客時のときくらいしか交換しなくなりましたが・・・

傷みやすいのは事実なので洋室に比べると、メンテナンス費用もかかります

価格が高い

一般的に和室の方がメンテナンス費用も含めて価格面で高くなります。

ふすまや畳、押入れから床の間など、こだわった作りなので高くなるのではないかと思います。(理由は想定です)

よく見かける長方形の畳より、正方形の琉球畳の方が5~10万円高くなります。実際に僕家がそうでした。

洋室のメリット

重い家具が置ける

床がフローリングで傷つきにくい素材なので、タンスやソファを直接置いても乱暴に扱わなければ大丈夫です。

和室に置いたら畳が沈んで跡がついてしまいますからね。

インテリアにこだわりたい場合は洋室の方が選択肢は多いでしょう。

アレンジのしやすさ

現在売られている家具、インテリア製品は洋風の部屋を想定して作られているものが多く、自分好みにアレンジしやすいのが特徴です。

シンプルにするのもよし、色々飾ってオシャレにするのもよし。

洋室のデメリット

床がひんやりして硬い

エアコンを使っていない廊下や階段と同じ感覚で、冬場の床はひんやり冷たいです。

ホットカーペットや床暖房の部屋で改善できますが、和室のように自然の暖かさはありません。

洋室から和室・和室から洋室に変更すると費用は?

和室から洋室に変更する方が一般的には高くなります。

1部屋の変更費用相場は、

変更箇所予算目安
和室⇒洋室10万円~20万円程度
洋室⇒和室15万円~30万円程度

正確に言うと、畳(和室)とフローリング(洋室)の変更。

もし洋室と和室で迷っているなら、大部分の部屋を洋室にしておくのがおすすめ。

洋室から和室に変更しづらいのと、使い勝手は洋室の方が良いからです。

和室は1部屋あると便利

好みや生活スタイルによりますが、1部屋、2部屋くらいは和室があるとアクセントになっておすすめです。

来客時や赤ちゃんのハイハイの練習など、使い道が増えて便利です。

かといって全ての部屋を和室というのは使い勝手の都合上、おすすめできませんのでやめた方がいいですw

後悔のない住宅選びをして、快適な生活を過ごしていただけたらと思います。

参考にしていただけたら幸いです。

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