都心でのタワーマンションって響きが良いですよね。
ただ、子育て世代で注意しなければいけないこと。
先に結論を言ってしまうと、転落事故!
転落事故が起きた時に助かる可能性があるのは当然ながら低層階。
3階くらいまでの高さなら打ち所が悪くなければ助かることも。
その他にも、低層階にはメリットがたくさんあります。
低層階であるメリット
地震などの災害が起きた時に逃げやすい
1人ならまだしも子供がいると緊急事態に動きが鈍くなります。
逃げ遅れたなんてシャレになりませんよね。
震災の時にエレベーターを使う人はいないと思いますので、仮に30階だった場合は階段で30階分下りなくてはいけません。
低層階であるほど避難しやすいのが魅力。
いざ火災が起きて流れなくなった時もはしご車は31mまでしか届かないのを知っていますか?
31mと言うと1階あたり3mなので10〜11階程度ということになります。
地震の揺れの違い
タワーマンションでは免震構造や制振構造を採用していることが多いですが、低層階より高層階の方が地震の揺れは大きくなります。
揺れが大きいということは家電や家具が倒れたり、移動することが多いということ。
万が一、お子さんがタンスなどの大型家具に下敷きになってしまったら!
と考えるとリスクを最小限に抑えたいですよね?
高層階より低層階の方がリーズナブル
子育てには当たり前ですが、お金がかかります。
子供1人育てるのに大人になるまで2000万円かかると言われています。
お金に余裕があるなら良いですか、出来るだけ住宅費用をかけたくないはず。
低層階は物件価格を抑えられるのはもちろん、固定資産税も安くなるんです。
具体的には平成29年4月以降に60m以上の新築タワーマンションを購入すると、高層階から低層階にいくほど安くなります。
逆に言えば、それまではタワーマンションの固定資産税は階数に関係なく一律だったのです。
不思議ですよね〜
物件価格は違うのに固定資産税は一律。
1階上がるごとに約0.26%税率が上がるように設定されています。
1階の固定資産税を100とすると、40階の固定資産税が110となります。
考え方にもよりますが、浮いた分を子供の教育費にかけた方が良い場合がありますよね。
外に出やすい
2階、3階程度であれば階段ですぐ外に出れます。
それが10階、いやっ20階、30階と高くなるほどエレベーターを待つ時間と乗っている時間が長くなります。
高層マンションであるほどエレベーターの性能が高く、スピードが速いのですが、止まる階も必然的に多くなりますね。
忘れ物をして家に帰る時も戻りやすさに直結します。
外に出るまで時間がかかると面倒くさくなりませんか?
まだお子さんが小学生未満であれば大人と出かけることが多いので、大人が面倒くさいと子供に外の刺激を与えられません。
あくまで傾向としてですよ。
高層階のメリットは?
低層階をおすすめと言いつつも高層階には高層階なりのメリットがあるのも事実。
- 眺望が良い
- プライバシーが確保しやすい
- ゴキブリや蚊などの害虫被害が少ない
などの低層階にないメリットが絶対必要なら高層階も検討すべきだと思いますが、子育て世代は低層階の方がメリットが多いです。
理想は2階、おすすめは3階以下
2階が1番コスパが良いことが多いです。
1階は戸建てのような庭付きが主流ですが、その分、管理費と修繕費が高くなります。
そもそもタワーマンションでは1階がエントランスと駐車場で無いことが大半ですが。
2階、3階あたりは万が一、何かあっても一戸建てのように色んな意味でなんとかなります。
タワーマンションにしようか迷っているなら是非!低層階がおすすめです。
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