モデルルームに行くと、間取りを見て見学するのは楽しいですよね。
新築マンションの場合、未完成物件を先行して販売する「青田売り」が主流。
フローリングコーナーでカラーセレクトができる機会があります。
カラーパターンは3〜5色程度の床の色が選択できるのですが、これがまた迷うんですよね。

一度決めると後で簡単に変更できるものではないので、慎重になってしまうのはよくわかります。
そこで、今回は元住宅営業マンであり、実際に客として購入経験もある僕がお伝えしたいと思います。
床材の色は3種類が基本
一般的な床の色は大きく分けて、下記3色。
- うす茶
- こげ茶
- 白
うす茶(ナチュラル色)
1番スタンダードな色で様々な世代に好まれている人気色です。
我が家も無難なこの色にしました。
迷って決められない、後悔したくないという人は無難なうす茶を選んでおくと良いです。
中間色でもあるので、おしゃれ感には欠け、無難すぎて、周りと同じ色は選びたくないと思っている方も時々います。
こげ茶色
落ち着いた大人な空間、高級感が魅力。
高齢の独身者や夫婦などに好まれます。
来客が来た時なんかは堂々と自慢できる上品な色合いです。
しかし、傷やホコリが目立ちやすいのと、部屋が狭いと部屋全体が圧迫感が出る場合がありますので注意が必要。
白色
部屋中が明るく見えて、清潔感があります。
20代、30代前半までの若年層が好む傾向にあります。
華やかな空間にしたい人、部屋が暗めの場合でもスッキリ見えるのが特徴。
膨張色なので実際より広く見えます。
しかし、髪の毛や汚れは目立ちやすいので、綺麗に見せたいならこまめに掃除が必要。
床の色だけではなく、トータルバランスが必要
建築が進むと下の階からフローリングの色が強制的に決まっていきます。
それまでに選択できたらラッキーですが、床の色と同時に下記項目も決めることになります。
室内のドアの色
ドアの取っ手の種類
床の色に合わせて家具を配置、もしくはその逆もありますが、住んでみて「なんか合わないな」とならないように、生活のイメージを立てることが重要です。
家具をどんなものにするか、色の調和は事前にイメージしておく必要がありますね。
床の色を変えるには、かなり大がかりな作業になるので、家族でしっかり打ち合わせをしましょう。
迷ったら人気色を選んでおけば間違いない
おすすめしたい床の色は、あなたや家族の好みが第一優先ですが、僕個人的には順番に見て最終的に決まらなかったら、人気色を選ぶことをおすすめします。
- 家族の意見を参考(主観的に好きな色)
- 引越し後の家具に合うかイメージ
- モデルルームと同じ色が視覚的にイメージしやすい
- うす茶(中間色)を選んでおく
もし、売却することになったとしても人気色は人気です。
リセールバリューという点でも、うす茶(ナチュラル色)はおすすめです。
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